11月12日から14日まで神奈川県伊勢原市で行われました題記の大会に滋賀県チームの一員として参加しました。長浜市剣道連盟の皆様からは激励、ご支援いただきましたことにお礼申し上げます。
コロナ禍の中、3年ぶりに開催された大会ですが、開催日の2週間前から専用のアプリで健康状態、体温を毎日報告し、11日と12日には組織委員会から配布のあった抗原検査キットを使って2回の検査を求められました。残念ながら今回は5人のメンバーが全員揃ってこのチェックをクリヤーすることができず、4名での参加となりました。
大会は都道府県と政令指定都市の代表67チームが参加して、最初は16のブロックに分かれて予選リーグ戦を行い、これを突破した16チームが2日目の決勝トーナメントに進みます。交流大会とはいうものの試合はどのチームも真剣です。試合が終わるまでは敵同士です。80歳を超える選手が大将として出場しているチームもありました。高齢者に配慮してか、この大会には竹刀の検査がありませんでした。各自の責任で適切な竹刀の使用が求められるだけです。

初日の開会式には、全剣連の網代会長、神奈川県連の小林英雄会長の挨拶につづき、宮崎正裕、史裕の教士八段のご兄弟による剣道形演武が行われました。このご兄弟による演武だけでも参加した値打ちがあります。
開会式にはそうそうたる先生方がお揃いでしたが、審判団も半数以上が教士八段で神奈川県の層の厚さを感じる先生方でした。また、試合の掲示は会場ごとに設けられた70インチくらいの画面にパソコンから即座に表示されます。試合が終われば結果をプリントアウトしてその場でチームに配ってくれます。記録係が会場内を走り回るような姿はありません。進化を感じました。
滋賀県チームは優秀賞を受賞
滋賀県、徳島県、長野県、さいたま市の4チームによる変則リーグ戦では1勝1分けでしたが、2位の徳島県に2本差で勝利し、決勝トーナメントに進みました。リーグ戦は最後の最後まで勝敗がわかりません。引き分けや1本が勝敗を決めることを痛感しました。
決勝トーナメントは鹿児島県と対戦、1勝1敗3分けの1本差で敗れました。優勝したのは地元神奈川県Aチーム。県警OBのチームとのことでした。2位は山口県チーム。ここは上位入賞の常連です。
結果、滋賀県チームは優秀賞を受賞することができました。大会結果の詳細はねんりんピック公式サイトをご覧ください。
さいごに
試合を通じて感じたことですが、70歳を超えても踏み込みの鋭い人は試合にも良い成績を残しています。剣道の老化は足から始まるようです。普段から脚力が落ちないようにトレーニングすることが重要と思います。また、試合は攻めるだけでなく、時には下がることも必要ですし引き技も使います。駆け引きも要ります。昇段審査を目標にした剣道とは違うところもありますが、左手(心)を動かさない剣道が試合にも審査にも必要と思います。また、試合に勝つためには有効打突を客観的に判断するために審判を立てて稽古することも重要です。今回はいろんな稽古会の方々が団体形式の試合稽古を設定してくださいました。お礼申し上げます。
来年は愛媛県、再来年は鳥取県でねんりんピックが開催されます。どうぞシニア剣士のみなさんチャレンジなさってください。
令和4年11月 松本俊彦